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ノルウェー旅行記① 北欧の空気
最終更新: 2018年11月7日

2018年8月。
猛暑の日本をしばし離れ、ノルウェーへ。
旅行には逃避行的な意味があると思うのですが、今回はまさにそんな感じ。
暑い毎日に嫌気がさしていたし、日常をひとまず置いて美しい景色にいやされたい。
そう思っていた私にはぴったりの場所でした。
オランダでの乗り換えを合わせて15時間ほどのフライト。
決してあっという間ではない時間の中で、私はひたすらノートに今の思いを綴っていました。
今の仕事のこと。自分の生き方のこと。。。
自分の心の軌跡とでも言えるでしょうか、これから新しい景色に出会う準備をするかのように。
いつもの生活の場で自分の心に耳をすませることは意外とむずかしいなと私は思います。
私にとって旅とはそういう特別な意味を持っているようです。
長いフライトの末、いよいよオスロの空港に到着。
着いたのは18時ごろ。ノルウェーの夏は白夜といって夜も日が沈みません。
まだお昼過ぎといった感じでした。
空港に入ると、なんとも言えない静けさと温かさ。
「ああ、北欧に来たな」と感じました。
木を基調としたデザイン、クリーンな雰囲気、そして人々。
その空気にすーっと自分がなじんでいくのがわかりました。
心地よい空気が漂っていて、人を疲れさせない何かがある。
これはどこから来るのだろう…とふと思ってみたり。
それから入国手続きを終え、旅の仲間と合流。
(今回の旅は学生時代ノルウェーに留学していた友人家族との旅。)
この日は近くのホテルで休み、翌日は目的地まで約10時間のドライブの予定。
いよいよ、旅のスタートです!
次回につづく。。。